毎日を生きることは、宙を歩くくらい難しい。

両親の離婚に不登校。女性経験なしコミュ症。パワハラで退職。ちょっと鬱。ぐれずにここまでやってきた僕のゆったり日記。ただ稀に薄暗い気分に身を委ね、目が覚めた僕には理解が出来ない文がある。

またまたまた作詞

Rain  bird

なんだか  また俯いている  いつものことか……

慣れてしまった僕に君は呟くA

「楽しんでばかりいたら、不安になるの。夕立が降るみたいに、暗くなるから」A

 

そんな君に対して  何が出来るだろう

君を傷つけずに  何が言えるだろうB


ずっと側にいてあげるよ

上から目線だけれど

あわよくば  男らしさ  勘違いして

ただ出来るだけのことは

妥協せずにやり切るよ

僕は君の手をとって  固く誓ってみせた


「恋人とか上司だとか  上手くいかないよね

同じわけはないけれど  わかりたいんだ」A

逃げたいこと  嫌いなことが足かせになる

空が急に  君だけの自由を奪ったA

 

そんな君に対して  何が出来るだろう

君を傷つけずに  何が言えるだろうB

 

雨が涙を隠して  光は闇に紛れて

鳥は飛ぶ場所もわからず  休んでいる

ほら  これじゃラチがあかない

楽しそうな君が見たい

僕は君の手をとって  強引に羽を広げるよ

 

ずっと側にいてあげるよ

上から目線だけれど

あわよくば  男らしさ  勘違いして

ただ出来るだけのことは

妥協せずにやり切るよ

僕は君の手をとって  もう一度  誓ってみせた

 

純愛

昨晩  鳴り出した受話器  やけに真剣な声で


押入れの奥にしまった

古い傷のカセットテープ

初めてと知れば  よく流していたA

 

ルールを押し付けては  君を困らせていた

都合よく生きることは  君を傷つけていたB

 

この長い夜を  埋めるために

もうズルはやめよう

恋人じゃないけれど

すぐに駆けつける覚悟で  不安に  苛まれても

 

曖昧な二人の暮らし  神様も目を背けない

きっと急ぐように  急かされたんだねA

 

咲き乱れる春を忘れて  やっと夏に会える

秋風に揺れずにと  また冬を過ごしてB

 

詰め込みすぎても仕方がない

ただズルはやめよう

特別な時間の中で

綺麗になる  君を見ていたら

思わず  抱きしめたい

 

この長い夜を  埋めるために

もうズルはやめよう

恋人じゃないけれど

すぐに駆けつける覚悟で

不安に  苛まれても