精神統一は掃除から
良いことがあったとき、嫌なことがあったとき、掃除をすると心が休まる。どうしようもなく辛い、頭がぐるぐるパンクしそうになると、ただ布団にくるまって過ごすよりも、黙々と拭いていた方がいい。洗面台や食器洗い、トイレ掃除、本日だけでだいぶ綺麗になった。
しかし、丁寧に愛情を込めて清掃を行っていると、使うのがもったいない、汚くなってしまうのではないか、と思ってしまうのである。本来は生活に扱われる設備であるから、使わない方が可哀想だ。が、うむ。やはり。使い、すぐ拭く。使い、すぐ拭く。イタチごっこである。
かといって、いっそのことどシャーンと汚れをぶちまけるのも違う気がする。綺麗にする前よりも汚してしまえ、とも違う気がする。
脱線してしまったが、掃除は心を休める。というか、無になれる。寺の修行で掃除するのもなんとなくわかる気がする。
でも、毎日はしたくないのが、掃除なのだ。