毎日を生きることは、宙を歩くくらい難しい。

両親の離婚に不登校。女性経験なしコミュ症。パワハラで退職。ちょっと鬱。ぐれずにここまでやってきた僕のゆったり日記。ただ稀に薄暗い気分に身を委ね、目が覚めた僕には理解が出来ない文がある。

またまたまたまた作詞

また明日

価値観を擦り合わせ  共に生きよう

これからも  醜い哀情を抱えながら

 

勝手口の側で  タバコを吹かす

淀んでいく  積み木のように  堆(うずたか)く

 

また熱を持つ  雨を受けて

ネオン街で黄昏る

まるで世界で一人  不幸であるかのように

 

口に出すことさえ怯え

歩いている

斜めに欠けた月明かり

反射して

届けたい言霊があった

答えたい悲しみがあった

掴みたい左手があった

 

迷い込んだ国は  言葉も通じないけど

忘れていた何かに  気づけそうで

 

あれよあれよと陽は沈む

昨日は遠い場所へ

欲しがれば欲しがるほど

月日は速く過ぎていく

 

コバルトブルーに溶け出す

街を見てる

思わずシャッターを切るよ

少し遅れて

薄れていく思い出のような

消えていく綿雲のような

離れていく男女のような

 

梅雨入り

ひょんなことから  積み重なり

バランス ギリギリ  保っている

今夜は まだ倒れはしない

そう誓ってみるけど

 

サンタさんや河童 鬼は

大人になると必要ない

信じていた  子どもの頃の

君がこっちを見ている

 

春が短いと決まって

風の遊ぶ方へ出かけた

右も左もわからない

ただそれだけで  ワクワクしてた

淡い儚い旅の思い出

 

紫陽花に涙を垂らした

お門違いだね  僕らは

今夜も  また強がるように

一人を選んでいた

 

人は誰しも夢を見てる

叶うかどうかには  かぎらず

「あなたの話を聞かせてよ」

素朴な疑問 ときどき挫折

飽きるほど 何度も何度でも

 

日々は転がり崩れ落ちる

君のことなんか目もくれず

遠くで光る入道雲

連れてきてさ  雨を降らし

「良い演出だよ」と

 

春が短いならこうして

傘をさしながら愚痴を言おう

「あなたの話を聞かせてよ」

素朴な疑問 ときどき挫折

そしてちょっぴり楽しいことも

ワクワクしたい  ドキドキしたい

飽きるほど 何度も何度でも