また作詞しました。
UFO
期待している今夜
床に散らばった コンビニの雑誌
布団じゃ夢は見れない
だから飛び出した あの丘の上まで A
しっかり地に足をつけた
兵隊のような僕を見ていて
せっかちな王様さえ 天の川に吸い込まれた B
思いっきり叫んだら UFO来ないかな
しゃがんだり 立ったり 景色を変えてみるけど
「おかえり」が先でも 心はこもるかな
シグナルは何だろう 夢は繋げてこそなんだろう
未確認がそそる 好奇心に任せ 真昼間でも
やっぱり飽きたみたい
「スマホ買ったの」って 見せびらかしていたA
ほとんどぼやけた君が
寂しそうになぜだか写って
心の靄に隠れた 点滅を見逃した B
ある国の飛行機を UFOは横切る
剥がれた羊雲 優しさをこぼしていく
治らないサボりぐせ 大人びた甘い声
何日か経ったら この熱も冷めてしまうのかな
UFOを見かけたら どんな顔するのかな
布団の中じゃ 君と夢は見れない
思いっきり思いっきり 家を飛び出した
何日じゃなく今日
間に合うように駆け出していく
カプセル
年齢が違うと 立場が違うと
隔たりは確かにあった
環境の違いと 性別の違いが
尚更、ややこしくしていた A
またカプセル一粒 うまく飲み込めずに B
一人の夜は 寂しくもあって
なぜだか落ち着けるもので
満月にkissして 狼にでもなって
何かを丸呑みしたくて A
辛いのは偶然が僕に 予測を与えてくれないこと
幸い 程よく 忘れたりしているけどさ
人数が違うと 力が違うと
隔たりは大きくなった
考えの違いと 信仰の違いが
ますます ややこしくしていた A
お前は醜いよと 布団にくるまっていたのに B
心変わりは 日常茶飯事で
これぞってものがわからなくて
三日月をなぞって ランプの精が出て
願いを叶えて欲しくて A
君は僕に偶然と言って 素朴な笑顔を浮かべた
幸い 程よく 調子がいい日にかぎって
サービスエリアで 缶コーヒーでも飲んで
たまの愚痴をつまみにして
星にハイタッチして どっちが速いかって
無駄話も悪くなくて A