毎日を生きることは、宙を歩くくらい難しい。

両親の離婚に不登校。女性経験なしコミュ症。パワハラで退職。ちょっと鬱。ぐれずにここまでやってきた僕のゆったり日記。ただ稀に薄暗い気分に身を委ね、目が覚めた僕には理解が出来ない文がある。

意味不明な夢日記 【1】 2017/01/19

数日間、A(アニメのキャラクター)は友人達(これは現実に存在する)からの手紙を待ち続けていた。緑色の小高い丘の上で、世界地図に記されたどこかの孤島を見ながら。

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ジャッキー映画に出演していそうなチャイナ服を着た髭づらのおじさんに

「いいとこにいくアル」

と、諭され”夢の場所”に向かう友人2人。(どこにあるかもわからず、誰かに語られることもない。起床後にパソコンをぽちぽちしてみたが、発見には至らなかった。夢の中の夢の場所とは、ややこしい)  Aは村が好きだったこともあり、一緒には行かなかった。

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それからしばらく、待ち切れなくなったAはもう一度、手紙を出した。そして時が過ぎ、ある日、郵便受けを確認したが、やはり空だった。落胆し落ち込んでいると、郵便の方が手紙を持って来た。こんなに嬉しいことはない。飛び跳ねそうな気持ちを抑え、手紙に目をやった。しかしそれはAをまた落胆させた。自分が送ったものがそのまま戻ってきただけだったからだ。

ここで突如、視点が島に向かった友人達になる。彼らは黒いスーツの男に囲まれ、島の奥へと消えていった。あのチャイナおじさんは人身売買のバイヤーだったのだ。

また視点はAに戻る。Aはからしのチューブを咥えながら、ビリヤードを楽しんでいた。

起床……布団の上、見慣れた天井じゃないか。